主題「関係性」
1.神様は時代に従って一段階ずつ次元を上げて働きかける。
2.神様を愛する分「愛の主権」をくださるけれども、「神様と同じ使命」をくださることはない。
申命記4章39節、6章4-5節
『そこで今日あなたがたは、上は天においても下は地においても、主こそ神であり、ほかに神はいないことを知って、心に留めておきなさい。』『聞け、イスラエルよ。私たちの神、主は唯一の主である。心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くしてあなたの神、主を愛しなさい。』(聖書協会共同訳)
神様の歴史はアダムの堕落以降、新しい時代に変わるたびに時代も神様と人間の関係性も一段階ずつ次元を上げてきました。つまり旧約時代から新約時代に変わる時は、主人としもべの関係から親と子の関係に、新約時代から今の時代に変わる時は、新郎と新婦の関係に次元を上げてきました。
ただし、新約時代の人々は神様が息子として遣わしたイエス様を迎えたので息子の権勢を持つようになりましたが、だからといって彼らがメシヤイエス様と同じ使命を持つわけではありません。同じくこの時代の人々は新郎として御子と共に再び来られたイエス様を迎えたので三位とイエス様の愛の対象体である新婦の権勢を持つようになりましたが、だからといって三位と同じ使命を持つわけではありません。愛の対象になると愛の主権は持ちますが、相手の使命の主権を持つわけでないのです。それに該当する能力と権勢がないからです。
ヨハネによる福音書5章24-25節
『よくよく言っておく。私の言葉を聞いて、私をお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁きを受けることがなく、死から命へと移っている。よくよく言っておく。死んだ者が神の子の声を聞き、聞いた者が生きる時が来る。今がその時である。』
イエス様との関係性によって私たちの信仰と救いの位置が左右されます。いつの時代でもイエス様を愛さないと永遠な命を得ることはできないし、イエス様を愛することが一番大きい法を守ることになります。この時代は聖三位から見てもイエス様から見ても貴重な新婦の歴史です。愛の主権どれほど大きいのかを悟ってこそ、それを最高の主権にして愛を捨てないで生きていくようになります。