使徒言行録1章9-11節
こう話し終わると、イエスは彼らが見ている前で天に上げられ、雲に覆われて見えなくなった。イエスが昇って行かれるとき、彼らは天を見つめていた。すると、白い衣を着た二人の人がそばに立って、言った。「ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げて立っているのか。あなたがたを離れて天に上げられたイエスは、天に昇って行くのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またお出でになる。」(聖書協会共同訳)
イエス様の肉が十字架につけられて亡くなった後、イエス様の霊は獄に行って三日間御言葉を伝えられました。その御言葉に聞き従った霊たちは死亡圏から新約の生命圏に解放されました。メシヤだけが命の御働きを起こし、次元を変えることができます。
そしてイエス様の死後三日後、イエス様は霊で弟子たちに現れましたが、弟子たちはイエス様だと気付きませんでした。もし肉が生き返ったならば、弟子たちはすぐに気付いたでしょうし、イエス様は自分の死を悲しんだ母マリヤの前にも現れたでしょうし、イエス様を残虐に殺した人の前にも現れたでしょう。
しかし、イエス様は霊で復活なさったので、弟子たちだけに現れ、また昇天なさいました。イエス様が昇天された時、白い衣を着た人が「天に上げられたイエスは天に昇って行くのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またお出でになる」と言いました。
だから2000年間、イエス様を信じる人はイエス様の再臨を待ってきました。しかし、2000年間イエス様の肉を見た人は一人もいません。肉ではなく霊が復活したからです。イエス様の霊が復活したと信じる人だけが、霊で再臨するイエス様を迎えることができます。もしイエス様の肉が再び来ると思ったら、霊で再び来るイエス様を迎えることができません。再臨の時はイエス様の霊が全能なる御子と共に来られるから、イエス様の肉ばかり待たずにイエス様の霊を迎えなければなりません。
人は自分の認識通りに行うから、正しい認識を持たないといけません。正しい認識を持たないと、イエス様の霊が地上の使命者の肉体を着て来られる再臨を迎えることができません。霊はどんなに強くても地上で働く時は肉を通して働きます。正しい認識を持つ人だけが正しくイエス様を迎え、三位と主の新婦となって共に生きていくことができます。