マタイによる福音書16章1~12節
参考聖句:ヨハネによる福音書6章1~13節
イエス様は多くの群れが自分のところに来るのをご覧になって、弟子のピリポに「どこでパンを買ってこの群れを食べさせようか?」とおっしゃいました。
本当にパンを買って群れに食べさせようとして言った言葉ではなく、ピリポの心はどうなのか、その心を試そうとして言った言葉でした。
イエス様は比喩で話された御言葉を解いて再び弟子たちを教えました。
その時になってはじめて弟子たちは、パンのパン種ではなく、パリサイ人とサドカイ人たちの教えが「腐るパン種」と同じだから、彼らの教えを避けなさいとおっしゃったことだと悟りました。
そしてパン五つと魚二匹をもって5000人を食べさせたということも、パリサイ人とサドカイ人たちの形式と教えを指摘し、命の御言葉をもって5000人に話されて、恵みと真理が満ちるようにしたということを悟りました。
また5000人を食べさせて残ったものが12かごだったということは、イエス様がパリサイ人とサドカイ人の教えを指摘したら、弟子たちと御言葉を聞いた群れも、パリサイ人とサドカイ人のことを悟るようになったということです。
この時代も主は、今日の聖書の本文のように行なわれます。
しかし主の心情を知らず、言わんとすることが分からなくて、主が話したから主も私たちと考えが同じだと言って、パン種のような言葉を言い、パン種のようなことを行ないます。
理致に合うように行なわなければなりません。
この時代の御言葉は、ストレートに言えなくて比喩で遠回しに言うから、神様と聖霊様と主がどうしてそのようなことを話されるのか、理解し悟らなければなりません。
また真実に祈ることもしなければなりません。