<列王記上18章39~40節>
これを見た民は皆その前にひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です」と言った。エリヤが、「バアルの預言者たちを捕らえよ。一人も逃すな」と言ったので、民は彼らを皆捕らえた。エリヤは彼らをキションの渓谷に連れて行き、そこで彼らを残らず殺した。
(聖書協会共同訳)
神様を信じないアハブ王と偶像に仕える偽預言者たちが預言者エリヤに苦痛を与えるので、偽預言者850人とエリヤはそれぞれ自分が信じる神を呼び、供え物に火がついた方が真の神だと認めることにしました。結局、偶像の供え物に火はつかず、エリヤが祈るとその祭壇に火がついたので、すべての民に真の神はエリヤが信じるエホバ神様だということを分からせました。
時になれば、神様は悪を滅ぼし、恵みの御働きを行なわれます。恵みの御働きとは、苦難と苦痛にあえいでいた人たちの肉と魂と霊が、神様が働きかけることで生き返るということです。神様は、いつの時代でも必ず個人・民族・時代の悪をすべて滅ぼし、恵みの御働きが起こるようになさいます。
いつの時代も善と悪の戦いがありますが、神様は必ず悪を滅ぼし、神様を信じ仕える善の歴史の供え物を受け取ります。神様も聖霊様もイエス様も絶対にその切なる心情の祈りを聞かれ、行なってくださるので、苦しさや無念さを神様の前で一つ一つ話し告げなければなりません。
人々は悪によって甚だしい患難と困難に見舞われるとき、「神様は私を見捨てたのか?」と言って、落胆するようになりますが、三位とイエス様は絶対に私たちのことを見捨てることはありません。ただ神様だけが、私たちの神様になってくださり、過去私たちと共になさったように、今も、これからも共に行なってくださるので、最後まで行なって至る人になりましょう。