ダニエル書12章10-13節
多くの人々が清められ、純白にされ、精錬される。悪人は悪をなすが、悪人は誰も理解しない。しかし、悟りある者たちは理解する。日ごとの献げ物が廃止され、荒廃をもたらす憎むべきものが据えられて、千二百九十日となる。待ち望んで千三百三十五日に至る者は、幸いである。あなたは終わりまで自分の道を行け。そして、憩いに入れ。あなたは終わりの日に、あなたの受ける分を得て立つであろう。」
マタイによる福音書10章16節
「私があなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り込むようなものである。だから、あなたがたは蛇のように賢く、鳩のように無垢でありなさい。(聖書協会共同訳)
当時、大国であったバビロンがイスラエルに侵攻し、多くの人を捕虜として連れていき苦痛の生活を強いたため、ダニエルはいつこのような苦痛が終わるのかと神様に祈りました。神様は、ひと時ふた時半時が過ぎれば終わると答えてくださいました。ひと時ふた時半時は苦痛の期間ですが、祝福、約束の日を迎えるための期間でもあり、聖書を見ると、ひと時ふた時半時が過ぎれば必ず良い歴史が訪れました。
神様の歴史は過程だけ見ると確信できませんが、神様は最後には必ず歴史を成されます。だから歴史は最後まで至る人のものです。
この時代、神様の御心通りにイエス様と共に福音を伝えることで、神様の歴史を成しています。聖書の御言葉が今私たちに成されています。私たちは神様の使命者の心情を持って福音を伝えなければなりません。ローマ迫害の時、人々は殺されながらも伝道して困難の中でも歴史を成しました。私たちも信仰と愛を真実に持ち続け、福音の火を付けて、最後まで至って歴史を成す人になりましょう。