<テサロニケの信徒への手紙一4章16~17節>
すなわち、合図の号令と、大天使の声と、神のラッパが鳴り響くと、主ご自身が天から降って来られます。すると、キリストにあって死んだ人たちがまず復活し、続いて生き残っている私たちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に出会います。こうして、私たちはいつまでも主と共にいることになります。(聖書協会共同訳)
この聖句はイエス様が十字架で亡くなられ、霊で復活して霊が昇天なさった後で神様が使徒パウロに将来の引き上げについて啓示なさった御言葉です。またこの引き上げの御言葉は2000年間キリスト教で最高に希望としている御言葉です。
主を待っている人たちはこの御言葉を根拠に、イエス様の肉が再臨なさったら、イエス様を信じて待っていた人たちが空中で主を迎えると信じて待っています。しかしイエス様は肉で来ることはなさらないし、地上で主を待っている肉も空中に行くことは絶対にできません。
イエス様は霊で復活なさったから再び来られるときも霊で来られます。その時まず神霊な人が、霊で来られたイエス様を新婦になって迎えます。そしてイエス様の再臨を待っている人たちがその使命者を通して新しい時代の御言葉を聞き、再び来られたイエス様と三位を迎え、地上で三位の絶対愛の対象になって義を行なって、新婦として生きていくのです。
引き上げの秘密は『愛』だから、絶対に心と思いと命を尽くして三位を愛し、愛の対象として自分を成長させた霊が新婦になって引き上げられます。すなわち、引き上げとは、肉が空中に昇り肉が天の国に行くことではなく、霊が天の国に行き、肉は地上で新しい時代を迎え、三位を愛して理想世界の生を生きることです。
みんなが引き上げられるように、私たちを愛の対象にしてくださった神様、聖霊、御子に感謝し、みんな熱く栄光を帰して堅固な三位の愛の対象になることを祝福します。